ロシアがウクライナに軍事侵攻し東ヨーロッパで戦争が起っています。ひたすらに対話による平和的解決へ、一刻も早い終戦へと導かれるようにと祈っています。実際に戦争が起っている中で、神さまがエジプト軍を葦の海で全滅させられた記事をそのまま読むと大きな躓きになり兼ねません。またウクライナの人々や戦場に駆り出され戦わざるを得ないロシアの兵士や戦争に反対する人々の心をひどく傷つけます。また日本でも木曜日発災11年を迎えた福島県、岩手県で数日後、再び巨大地震が起こりました。亡くなられた方々があります。どうか悲しみの中にある全ての方々の上に神さまの慰めと平安がありますように。
牧師で神学者でもある某先生は「聖書を読む時には専用のめがねが必要だ」と仰います。疑義通りに読んだのでは聖書が語りたい真理は読み取れないという意味です。聖書にも読まないことを選ぶ時や内容があるのかも知れません。けれども今回は読み続けようと決断しその理由をメッセージにしました。また今朝のテキストには、モーセが出エジプトに際して実家に返していた妻と2人の息子を伴って舅エトロが荒れ野にやって来たエピソードが書かれています。戦争は、自己を正当化し相手の言うことを否定することから始まります。2人にも食い違いの種はいくつもありましたがお互いを信頼し尊敬していたので出会いは和やかで感動的です。間に主が立っておられたからでしょう。どうか戦争の地に、悲しみのある所に平和の王がお立ち下さいますように。